ホビースペース工事部通信
August 27.2010

 工事部 / 佐藤 

 これから、ペタこらコンクリートです。

 と言いましても今度のは石を組んだ上に乗るペタこらです。敷地境界沿いの幅の狭いところにつくる土止めを兼ねた造形物です。

石の上に組まれた鉄筋と片側のみの型枠。これにコンクリートをかぶせていきます。

 コンクリートの入ったユンボのバケットをスコップを持つ作業員(この場合営業のNさん)の手元に持ってきてもらいます。そこからスコップで適量のコンクリートを採り、ねらった位置にかぶせていきます。

 バケット内のコンクリート残量やコンクリートをかぶせたい位置に応じて、バケットの角度や位置を微妙に変えていきます。できるだけコンクリートをこぼさないようねらった位置にピンポイントに供給しなければなりません。

 ユンボのオペ(操作する人・操作すること)には、相当な熟練を要します。

 また、スコップを持つ者には的確な位置に適量のコンクリートを供給することが求められます。その良し悪しでこのあとのコテによる均し作業にかかる負担に大きく影響してしまうからです。そればかりでなく、ペタこらのデザインはこの段階でかなりの部分が決定してしまいます。

 ユンボとスコップの利点を最大限引き出したコンクリートの供給作業です。

 そして、コテによる均し作業。

 これもまた、ペタこらならではの上へ上へとなすりあげるようなコテ使いなのですが、今回の場合いつもに増して角度が垂直に近いため、一度では決まらず二度三度とコンクリートを重ねながらようやく出来上がるものです。

 今日のような暑い日はコンクリートの硬化が早いため、刻々と変化するコンクリートの状態と相談しながら的確に判断し、これらの作業の連携がいかにうまくできるかがこの工事の最も重要なポイントなのです。

 まさに、ホビースペース工事部が培ってきたオリジナルわざの連携によってのみ成せる匠のわざといっていいでしょう。

 さまざまに形を変えるペタこら。今回のは、石組みとのコラボレーションというオリジナルわざの応用となりました。